九谷焼・湯呑 金箔ライン
説明
生産地:九谷焼
サイズ:径9.2×高9cm
材 質:磁器
箱 :紙箱
レンジ:×
食洗器:△
絵付け技法
赤絵の具を決められた幅で塗り焼成せずに金箔を貼り付け、絵の具の力のみで金箔をくっ付けています。
割れたように見える金箔は絵の具焼成時の収縮で自然と割れる、「九谷明山」の「割金箔」と呼ばれる手法です。
絵の具は窯で焼成すると収縮しますが金箔は収縮せず、窯の温度が上がるにつれて接着して収縮する効果を利用しています。
同じように割れることはほとんど無く、一品一品が「唯一」の商品と言えます。
金箔の脇に薄く見える金が残ったような跡は大きめに貼った名残で、絵の具がない部分は剥がれていきますが、使えば使うほど(洗えば洗うほど)無くなって綺麗になっていきます。仕様です。
焼成してあっても金箔は変異せず、金沢で観光客がよく食べる金箔ソフトと同じように、もし口に入ってもこのぐらいの量でしたら美容と健康に良いと謂われ、体に害はありません。
この商品は私の前職時代、他の商品でクレームがあったため剥がれることが前提の金箔は可能な限り剥がしてから出品していたので、目立って剥がれることはありませんが、他の同技法で出品されている商品は洗う度にはっきりと渕が剥がれます。
基本何もしていない陶磁器の部分に金箔が自然に接着することは有り得ませんので仕様としてご理解下さい。