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カタール World Cup の予選が終わって

私とワールドカップ

 

私がワールドカップを見始めたのは1982年のスペイン開催のとき、日本では夜~深夜にかけて放送されていました。

ビデオ(ベータ(笑))でも録画していましたが、小学校から帰ってきて友人宅で興奮して騒ぎながら世界のスーパープレーを見ていた記憶があります。

この頃は参加チームが24しか無く、アジアからの出場枠は1チームのみで大抵はサウジアラビアでたまに韓国、82年はクウェートでした。

皆さんもご存じの通り、日本が出場することは”夢のまた夢”の状況でした。

 

マラドーナの86年メキシコ大会、90年イタリア、94年アメリカ以降も全てほぼリアルタイムでビデオで見て来ました。現地には行ってないですけど。

 

32チームに増えた頃から”国”よりも”クラブチーム”が優先されてヨーロッパクラブ所属の選手が以前よりもケガをしないように熱くならない、”戦争”から”お祭り”の大会になったのは残念です。今回はシーズン途中なので一層顕著です。

 

私としては”贔屓チーム”も無く日本が出ていても冷静に試合を見ているのでこの後の考察も特に出場国としてのコメントであることをご理解頂ければ幸いです。試合も眠い目をこすりながら見るのでは無く、毎晩ぐっすり寝ています

 

 

今回のカタールの予選

 

日本が1位でE組を通過しましたね。

日本の実力的にはコスタリカに負けたあの試合が全てでした。

 

ドイツの初戦は2006年の時(3位)と同様に若手主体でベスト8に食い込む力があったのに、チームとして成長する前に1点先制をしてしまったことで日本をなめて逆転を許し、結果的には予選敗退。

 

コスタリカも日本と同様に予選から全ての力を出し切って戦ったが初戦のスペイン戦7失点が大きすぎました。

 

E組で最も力を発揮したのはスペイン。得失点差があったために決勝トーナメントを見据えて戦えたことは大きかったですね。

2戦目のドイツ戦からその兆候が有りました。勝てば1位通過が確定するのに引き分けに持ち込んで2位通過も視野に入れました。

3戦目の日本戦は他会場と同時進行のためにハーフタイムでの途中経過で予選敗退が無くなったことで、決勝トーナメントで初戦前回準優勝のクロアチア(この時点では確定していませんでしたがもしくはベルギー)、2戦目に優勝5回のブラジル(ほぼ確定)と戦うことを嫌って後半は2位狙いで流していた印象が有ります。5点取られても総得点で予選通過が可能な状況でセットアップと守備の”練習”をしていたように見えました。

 

日本は譲ってもらった1位の印象です。ハーフタイムで引き分けでも敗退が見えたためこの後を考えずに全力でプレーしていました。

予選突破が目標でその後はいけるところまで行く、というような戦略はもっと上にいくための今後の課題ですね。

 

 

ちなみに優勝予想はここまでスペインを持ち上げてきましたが、フランスの連覇です。

準決勝アルゼンチン×ブラジル、フランス×スペイン

決勝ブラジル×フランス

3位スペイン

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